
けっこう力入れて作られたゲームなんじゃないかと思うのですが。なんか間が悪かったというか、バブル弾けて零落しちゃったテーマパーク的な物悲しさを感じます。
前評判が大きすぎてβテストに人が押し寄せ、ゲームがまともに出来ない状況が数ヶ月──。やがて完成した虎の子「多チャンネル化パッチ」は、過疎ってもう意味ないし。そっちにパワー使いすぎちゃって、ゲームを面白くするためのアップデートは手付かず。運営と開発の善意は空回りするばかり。これはちょっとなんかもうお気の毒って感じです。
何が悪かったかといえば、やっぱりノウハウ不足でしょうか。ノウハウの継承なんてまったくなさそうだし。スクエニ〜とか会社名だけ立派に出てても、作ってる人毎回違いそうですしね。もうね。国産ネトゲはクライアントソフトとかネットワーク関係とかデータベースとかそのあたりのレベルが低すぎると思います。ネトゲユーザーが少ないから仕方ないんでしょうけれど。
それにしても、今でもスクエニのネームバリューは大きいようですね。私も次世代MMOとか出てきたらまたやっちゃいそうです。私乙。


歩いていると稀によく変な物体が落ちてます。些細なことだけど、地面に物を置けるゲームっていいですよね

どうやらこれは、初心者用のアイテムのようです。妙に芸のこなれたグラですね・・・。それから、町には初心者用の説明NPCがいっぱい増えてました。
最初からこうだったらよかったのに。

過疎過疎といっても、町はそこそこ。数十人規模で人がいます。チャット目的、純粋なコミュニケーションなら十分な数です。
でも、ゲームシステム的には「関係ない人」が多いです。バザーは、レベルが足りなくて装備できないもの、職業があわなくて装備できないものばかり。
店を出してる人の横に、その友達らしき人がいてなにか喋ってる光景ならよく見ます。こういうのはいいですよね。友達がそこにいたら、友達の友達とも仲良くなりやすいし。ただのチャットに「関係ない人」はいないから。

知り合いもいないし適当にソロでうろついてたら、赤い煙を見ました。右の茶色い煙がノーマル。赤いのは初めて見ます。
なんだろ?っておもって調べてみたら、これは他人が助けに入れる目印のようです。
「HELP狩り」と呼ばれていて、パーティ組む手間をかけずに共闘できる仕組みがある模様。推奨チャンネルのダンジョンへ行けば、赤い煙がいっぱいあって、そこに乱入すればいいみたい。
・・・これはコンチェハジマッタ?

戦闘は相変わらずソロだとつまんないです。インターフェースもボタン小さかったり操作ミスしやすかったりで微妙だし。JAVAとDLLで作りましたーみたいな感じで見た目のわりに妙に重いし。
個人的には、ゲームパッドに対応してほしいです。「できのいい家庭用ゲーム」の方向を目指して、極まったUIと極まったソロバランスを希望。そうすれば、このグラフィックでも十分いけるはず!
というか、このゲームって背景のグラはいいけど、キャラグラ微妙ですよね?? 動きはかわいいけど止め絵がちょっと。ドット絵からポリゴンにしたときの落差というか・・・。
アニメキャラ的なデフォルメを狙ってるんでしょうけれども、あれはカメラワークと色彩感覚が凄いから成り立ってると思うんです。コンチェのキャラは単なる手抜き。キャラのアクションも見慣れると少なく感じます。髪の毛の質感とかだって、もうすこし工夫のしようが・・・


そういえば
こういうの売ってました。ちょっと欲しいと思いました。こういう方向性に突っ走るべきなんじゃないでしょうか。
ハンゲに個人情報入力したくないので、残念ながら私は買いませんが・・・。

そういえば、
(そのうちやろうと思ってぜんぜん手をつけてない)エンジェルラブオンラインは顔アイコンアップロードできる仕様でしたね。
posted by ワルキューレ at 01:37
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