2006年08月18日

枠型と内容物の補完関係

情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”とは
http://x51.org/x/06/04/2439.php

 環境から人格が形成され、人格から環境が作られるというある意味使い古されたパラドックスは、現代社会においてなおも鎖のように人類を縛り上げています。
 この鎖から逃れることの叶った歴史上の偉人たちは、そろえたように少数の弟子を取り、小さな世界を注意深く育てています。そして多くは反作用によって弾圧され破滅しました。何が彼らをそうさせたのでしょうか。伝統文化という名の枠型そのものに価値を見たのでしょうか。枠型を外した内側に黄金はなく、どろりとした形のない何かだったことに耐えられなかったのでしょうか。
 今、中東に囲われた羊の群れが自滅的な猛進を続けています。彼らもくびきの鎖から自由ではないようです。自由経済という猛毒の恐ろしさは知っていたはずなのですが。次はどの毒を試すのでしょう。
 この教訓から日本は何を学べるのか。考える価値はあると思います。

 関係ないけど、このことはAIの機械学習にも応用できるかもしれませんね。生物界におけるハードとソフトの相互作用が、自律型ロボットの世界にも応用できるなら、教育用のハードそのものを設計図にAIを作れるのかも。ってことは物理シミュレータか。
posted by ワルキューレ at 21:17 | この記事のURL | Comment(7) | TrackBack(1) | 編集
この記事へのコメント
ワルの中2病にはEDENがおすすめ(^ω^)
Posted by ななし at 2006年08月19日 11:29
(;^ω^)

漫画でしたっけ?
Posted by ワルキューレ at 2006年08月23日 18:02
2巻にわたって主人公妹救出作戦やったのに
首ぶちぶちちぎられて死んじゃうすばらしい漫画です><
Posted by ななし at 2006年08月23日 19:28
( ゚д゚ )
Posted by ワルキューレ at 2006年08月23日 20:23
でもマーヤに何とかしてもらえそうじゃない
Posted by もにお at 2006年08月25日 14:26
EDENの中の人の漫画は、短編が一番面白いな(´・ω・`)
Posted by (*>з<) = 3 at 2006年08月27日 01:48
見かけたら読んでみますお( ^ω^)
Posted by ワルキューレ at 2006年08月27日 20:30
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